2016-04-20 第190回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
名古屋港にあります藤前干潟は、住民投票による直接請願署名の運動など、住民の皆さんの大きな運動の中で保全をされ、ラムサール条約に登録をされたという経過がございます。そして、三河湾では、豊川河口に、日本一アサリが湧く六条干潟という干潟が、これも港湾内にございます。 この六条干潟を初めとする三河湾の環境というのは、もう既に瀕死の状況にございます。
名古屋港にあります藤前干潟は、住民投票による直接請願署名の運動など、住民の皆さんの大きな運動の中で保全をされ、ラムサール条約に登録をされたという経過がございます。そして、三河湾では、豊川河口に、日本一アサリが湧く六条干潟という干潟が、これも港湾内にございます。 この六条干潟を初めとする三河湾の環境というのは、もう既に瀕死の状況にございます。
この中には、さきの国会で私が質問した設楽ダムや、藤前干潟、中部国際空港島などがあります。一つ一つの開発計画、事業の影響が深刻であると同時に、流域全体、地域全体への影響がどうかという問題があります。 生物多様性の保全といった場合に、種の保存法の抜本改正も含めて、地域全体、流域全体でとらえると。
しかしながら、このころ私どもはCO2の問題よりも実はごみの問題の方が大変でございまして、藤前干潟の埋立て断念に端を発しまして、ともかくごみを埋めるところがない、そういったせっぱ詰まった状況にございました。平成十一年、非常事態宣言を出しまして、市民に大変御無理を申しまして埋立量を何とか半分以下に削減をするということができました。
三番瀬干潟でも、それから藤前干潟でも、私も行きましたけれども、大きな浄化能力を発揮しているんですね。ここは干潟の浄化能力を殺してしまって、閉鎖水域にして、水質が改善されていない河川水をどんどん流入されたら、腐ったものがますます腐ってしまう、当たり前の話じゃないですか。衛星写真を見たって、これは赤潮、ここではアオコが発生して、とてもじゃないが、ひどい状態です。
当時、次期の大規模処分場として計画しておりました藤前干潟での埋立て計画を、規模を半分以下に縮小するというような手続を進めておるところでございましたが、全国的な環境問題の意識の高まり、ごみ問題についても関心が高まる中、平成十一年の一月に、快適で清潔な市民生活の確保と自然環境の保全、両者の両立について熟慮に熟慮を重ねました結果、藤前干潟の埋立事業の中止を決断いたしました。
今回の調査は、愛知県の環境行政及び愛知万博への取組並びに環境省中部地区環境対策調査官事務所の業務について説明を聴取した後、ラムサール条約登録湿地となっている藤前干潟、環境に配慮した空港を目指している中部国際空港、「自然の叡智」を開催テーマとしている愛知万博、燃料電池自動車の開発を進めているトヨタ自動車株式会社の本社工場を視察いたしました。
派遣団は、中曽根委員長を団長とする十八名で編成され、二月十六日から同月十八日までの三日間、静岡、愛知両県を訪れ、東海地方の産業経済及び両県の財政・経済状況等について概況説明を聴取したほか、静岡県においては楽器産業、光技術産業を、愛知県においては愛知万博会場、中部国際空港、藤前干潟を視察し、説明を聴取するとともに、自動車産業について調査を行ってまいりました。
その後、平成十四年、宮島沼、藤前干潟を国設鳥獣保護区とし、同じ年の十一月にラムサール登録湿地として登録いたしました。また、今後の我が国における条約湿地の選定に向けて、基礎的情報とするために専門家と長い議論と調査を重ねまして、平成十三年に全国の湿地に関するリストというものを整理するなど、倍増、湿地保全に向けて努力を重ねてきたところでございます。
そして、そのような恵みをもたらす河川の持つ様々な機能について調査するため独立行政法人土木研究所の自然共生センターを訪れ、最後に、名古屋市の藤前干潟において、その保全の取組について調査をしてまいりました。 郡上郡八幡町は、岐阜県でもまれなほど水と密着した生活文化を維持しております。江戸時代、大火を教訓に吉田川などから水を引き、町じゅうを用水路、小水路が至る所に張り巡らされております。
そういう点で、この泡瀬干潟についても、大変なすばらしい生態系を持っているところでありますし、いろいろな絶滅危惧種なども指定されているところでもございますが、藤前干潟を守ったように、環境省はぜひここは守っていただけないか、こんなふうに強く思うわけでありますが、環境省は、この事業を行っている内閣府の沖縄総合事務局に対してどのように関与しているのか、またさらに関与していこうとするのか。
藤前干潟の保全のときでも、当初はごみの処分場にすると言ったんですけれども、国の助言や援助でラムサール条約に登録をして、きちんとなっているじゃありませんか。 私は、こういうことを扇大臣に強くお願いを申し上げて、国の責任を果たしていただきたい、撤去していただきたい、環境保全をきちんと約束どおり守っていただきたい、これをお願いして、終わります。
この目標に沿いまして、平成十四年十一月に宮島沼、それから藤前干潟、これに国設の鳥獣保護区を設定をし、そして同年、平成十四年十一月にラムサール条約湿地として登録をしたところでございます。
○佐藤(謙)議員 瀬古議員とは、藤前干潟の保全では一緒に取り組んでまいりました。公共事業の中止というのがいかに難しいかというのをよく御承知だと思っております。
それで、そういうことがきっちりなされて、計画も取りやめになった藤前干潟の問題とか、あれも残ってすごくうれしかったですし、愛知万博でも、私は海上の森に三回行って歩きましたが、それも、海上の森は守るということになりました。この川西の里地里山も、私も何度も歩いて、いろいろな市民の人たちの憩いの場に周辺はなっているわけです。
○小林(守)委員 ひとつ個別法についてちょっとお聞きしたいんですが、特に湿地の問題は埋め立ての問題とかがかかわってくるわけでありますけれども、藤前干潟が今回ラムサール条約の登録湿地になったわけであります。
五百か所にも上る重要湿地のうち、今ラムサール条約に登録しているのは、今回新たに登録した愛知県の藤前干潟、北海道美唄市の宮島沼を加えてもわずか十三にしかすぎません。日本は登録箇所数ではラムサール加盟国の中で二十三位なんですね。面積では七十六位と低いんです。 日本より国土面積が小さい国、いろいろ調べてみたんですが、イギリスは百六十九か所登録しているんです。
御承知のとおり、先般、宮島沼、それから藤前干潟の二か所を新たに登録したところでありますけれども、二〇〇五年に向けて二倍にするという国内目標の達成はもとより、それに少しでも上積みできますように努力をしてまいりたいと思っております。
この中では、現在はラムサール条約の指定地は、登録湿地、これはこの間の藤前干潟とそれから宮島沼を含めて十三カ所ですが、これを向こう三年間でですか、二倍にするということをラムサール条約の事務局に報告しております。それは十三カ所を二十六カ所に湿地登録をふやすという理解でよろしいわけですか。
○金田(誠)委員 そういうことをおっしゃるのであれば、ラムサール条約締約国会議がこの二十六日までスペインのバレンシアで開催をされて、我が国からは愛知県藤前干潟と北海道宮島沼が新たに登録されたと伺っているわけでございます。貴重なあの干潟でございます。本来であれば、このラムサール条約について、泡瀬干潟についても同様に登録されるべきものではないか。
これは当然、九七年四月の諫早湾の締切り、その後の藤前干潟の保全、そういった流れの中で、国内から干潟、湿地の保全を求める声が非常に強くなっている、またその重要性が非常に大切になっているというところを受けてやったものです。 その提出の際に、当時の環境庁の方のコメントが非常に印象的で、今でも忘れられません。
ですから、その中でじゃ本当に、それこそ名古屋の例を先ほど出しましたけれども、名古屋で藤前干潟を埋めるか埋めないかのときには、ごみ処分場はとにかく今すぐにでも必要だ、今すぐ確保しなければ市内はごみで一杯になるというように市長が新聞の意見広告を出してまで言っておられたのが、百八十度転換してごみを減量するというふうに踏み切ったからこそ保全され、ラムサール条約の登録地としても今新しいスタートを切ろうとしているわけですから
ここでは、このたび愛知県の藤前干潟と北海道の宮島沼がリストに登載をされたわけでございます。 これは、そういう意味では、干潟が登載をされたということで、三つ目だそうでございます、干潟は三つ目だそうでございます。ちなみに、千葉県の谷津干潟と沖縄県の漫湖だそうですね、この二つ、それに今回の藤前干潟と。
きょうの陳述は、本来ならば、日本湿地ネットワークの代表であります藤前干潟を守る会代表の辻淳夫がすべきところなんですけれども、ただいまちょうどスペインのバレンシアでラムサール会議が開かれようとしています。そちらに日本湿地ネットワークの重立ったメンバーが行ってしまっております。